Gnosisは12月18日、初めての予測市場トーナメントである「Olympia」を提供開始しました。GnosisがuPortをインテグレートし、ユーザー検証機能、OLY(Olympiaの略)トークンの受け入れ、様々な予測市場の取引の署名ツールとして活用した。

両者はともにEthereumの上に構築されており、Gnosisは予測市場、uPortは認証を提供する。異なる機能をもつプロジェクトが近年注目を集めるAPIエコノミーよろしくエコシステムを形成した点が興味深い。

OlympiaトーナメントはアプリケーションがどのようにuPortプラットフォームを利用して新しいユーザーのベリフィケーションを簡易化する素晴らしい例であり、同時にuPortで直接トランザクションに署名する方法の例でもある。

Identificationを正確、セキュアに

Gnosisの説明によると、GnosisはuPortを活用することで、シームレスで安全なログインエクスペリエンスを提供するだけでなく、トーナメントの各参加者が1つのuPort IDに結び付けられ、1人のユーザーが複数の参加者を偽装することが不可能になる。

uPortはモバイルデバイスの認証メカニズムを介したトランザクション署名を簡単にする点も、Gnosisユーザーがさまざまなデバイスで予測市場に参加できることを保証するのです。

uPortを使用すると、アプリケーションはユーザーのuPort IDから許可をリクエストして自分自身を認証し、ユーザーはアプリケーションに簡単かつ安全にサインインできるようになります。これにより「Facebook Connect」のような機能が可能になりますが、個人データを保存して共有するFacebookの代わりに、別のエンティティにログインするために、ユーザーは自分の情報を選択した上で管理してアプリケーションに許可する。

Gnosis Olympiaの場合では、ユーザーがuPortプラットフォームにログインし、「OLYトークン」にアクセスするために自分の身元を確認することをリクエストする、という形で実行される。

Ethereumアプリの認証システム基盤へ

今後はさまざまなEthereum上で動いているDapps(分散型アプリケーション)がuPortを導入するかもしれない。自分自身でIDのシステムを作ることなく、uPortの採用で、より素晴らしいユーザー体験を提供できる。今後もこのような例が増えれば、Dappsの一般ユーザへの普及は遠い道のりではないだろう。

参考

uPort “uPort, Gnosis Olympia & the role of identity in signing blockchain transactions”

Eyecatch Photo via Rawpixel

投稿者: Takushi Yoshida

起業家&デジタルビジネスアナリスト。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。ジャカルタで政治経済記者。APEC、ASEAN首脳会議でTPP、ASEAN+3などの地域経済統合をリサーチ。帰国後、米デジタルマーケティングメディアDIGIDAY[日本版]立上げ参画。2017年10月テックビジネス戦略メディアAxionを創業。

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