テンセントが約10%にのぼるスナップ株を取得しました。CNBCが報じました。テンセントは2012年と2013年にもプライベートラウンドで投資しています。Q3の結果を受けてSnapの株価が大きく下落した翌日にステートメントが発表されました。

Smapはとても戦略的なポジションを持っています。GoogleはかつてSnapに買収の意思を示したと考えられています。それも一度だけではありません。Googleは検索からソーシャルの流れを逃しました。その流れを掴んだFacebookはソーシャルからメッセージングやカメラの流れにWhatsAppやInstagramの買収でキャッチアップすることができました。 そのFacebookの脅威がカメラアアプリのスナップチャットだったわけです。Facebook本体のユーザーは世界的に拡大を続けていますが、富裕国のユーザーは高齢化しました。これに対してスナップチャットのユーザーはとても若かったのです。

テンセントは最近日本で知られるようになりましたが、極めて巨大なユーザーベースを持ち、ソーシャル、メッセージングアプリ、ゲーミング、決済にまたがる巨大なサービスを運営しています。

Facebook同様の市場評価

テンセントのもつアセットはFacebookに似ています。そしてそのテンセントの時価総額は3600億ドル超で、すでにFacebookに迫る水準に達しています。そのテンセントがSnapの持ち分を増やしました。

今年初めテンセントはテスラの株式の5%を取得したと報じられました。テンセントの中枢は金融やコンサルファーム出身者が多数所属しています。今後中国とアメリカをまたぐ形のこのような投資が行われるようになるでしょう。

投稿者: Takushi Yoshida

起業家&デジタルビジネスアナリスト。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。ジャカルタで政治経済記者。APEC、ASEAN首脳会議でTPP、ASEAN+3などの地域経済統合をリサーチ。帰国後、米デジタルマーケティングメディアDIGIDAY[日本版]立上げ参画。2017年10月テックビジネス戦略メディアAxionを創業。

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