VRで火星上のロボットを操作する時代も近づいている

予測

NASAは宇宙探索において仮想現実(VR)の利用を加速させています。遠隔地にいるエンジニア同士の開発のコラボレーションを容易にすることができます。また宇宙飛行前にVR空間での訓練を行っています。将来的にはVR空間を通じて人間が操作するロボットにより惑星探索を行う可能性があります。ロボットの場合は人命を意識しないでいいので、よりアグレッシブな探索に臨めるでしょう。


NASAの技術者チームは、仮想現実(VR)と拡張現実(AR)が宇宙船の設計と建設、科学データの解釈において、機関のエンジニアや科学者にどのように利益をもたらすかを調査しています。

NASAはヘッドギアとハンドコントロールを使用して協力の場となるVR空間を作り出しています。コラボレーション機能はVRの大きな特徴で、何百キロも離れた場所で作業しても、共有された仮想環境のために、エンジニアが協力してリアルタイムでデザインを構築し、評価することができます。

あるチームは3Dのデジタル地図と関連するデータを活用し、溶岩流が地上をどのように流れていくかの3次元シミュレーションを行いました。目標は、科学者がリモートで収集したデータと現場で観測したデータを比較できるようにするアプリケーションを開発することです。

宇宙飛行士の訓練

VRは宇宙空間内での実際の探索をよりよく理解するのに役立つツールでもあります。

宇宙飛行士は国際宇宙ステーションを適切に運営するため、ステーション内でどのように手すりをつかむか、腕をねじる必要があるかを知ることができます。同時にステーションの外側での探索時には、自分がどのくらいステーションと離れているかの感覚を磨くこともできます。

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この種のバーチャルリアリティトレーニングにより、宇宙飛行士はヘルメットや特別な手袋を着用しながら、作業中のステーション様々な場所における実際の動きのシミュレートを、コンピュータディスプレイで体験できる
Image credit: NASA

宇宙飛行士は通常、その宇宙飛行のために数カ月から数年前に任命されトレーニングを開始します。また、バーチャルリアリティラボでは、地球周回軌道下で実際に行う前に、何度も何度も練習する必要がある正確な宇宙探査のシナリオをシミュレートできます。

Eyecatch Image Credit:  Nasa

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