AppleがAIフレームワークTuri CreateをGithubに公開した。GoogleのTensorFlow、FacebookのCaffeなどAIフレームワークはオープンが流れだが、オープンソースのソフトウェア開発に興味がないと考えられていたAppleも人工知能界隈の状況に調整したきた模様だ。
Appleはスティーブ・ジョブスの時代からプロプライエタリなソフトウェア開発とビジネスモデルを事業の核にしてきた。ただ機械学習分野は企業所属の研究者が成果を発表し、日進月歩で進歩が続くようになっており、Appleも方針を転換せざるを得なかったとかんがえられる。

最近GitHubに上陸したTuri Create 4.0は、Turiを2016年に2億ドルで買収した成果。Turiは元々は機械学習関連の研究所で、Apple買収後もシアトルにとどまるなど買収時の契約で研究者たちの独立性が担保された形になったと推測できる。機械学習研究者は研究内容を発表できない契約を雇用者と結ぶことでキャリアを失いたくない傾向が極めて強い。

GitHubでの説明では、自らのappで機械学習モデルのカスタムを望んでいるが、レコメンデーション、オブジェクト検出、画像分類、関連画像、またはアクティビティ分類をアプリに追加する専門知識を持たないアプリ開発者を対象としている。

Turi Createは、機械学習プロセスのさまざまな側面を処理。開発者がリコメンダを作成している場合、Turi Createは自動的にその開発者のデータセットに最適なモデルを選択する。画像分類器または類似画像検索を使用する場合、問題に耐える事前訓練された畳み込みニューラルネットワーク(CNN)を提供する。

以下のような特徴がある。

  • 使いやすい:アルゴリズムではなくタスクに集中
  • ビジュアル:ビルトインのストリーミングビジュアリゼーションによりデータを探索
  • フレキシブル:テキスト、画像、オーディオ、ビデオ、センサーデータをサポート
  • 高速かつスケーラブル:大規模なデータセットを1台のマシンで処理
  • レディトゥデプロイ:iOS、macOS、watchOS、およびtvOSアプリケーションで使用するためにコアMLにモデルをエクスポートする

参考

Github apple/turicreate

 

投稿者: Takushi Yoshida

起業家&デジタルビジネスアナリスト。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。ジャカルタで政治経済記者。APEC、ASEAN首脳会議でTPP、ASEAN+3などの地域経済統合をリサーチ。帰国後、米デジタルマーケティングメディアDIGIDAY[日本版]立上げ参画。2017年10月テックビジネス戦略メディアAxionを創業。

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