先週の[デジマ観測]でAmazonが急成長しているが、GoogleとFacebookに匹敵するレベルにないと書きました

DIGIDAYによると、Amazonの広告事業収益は、第4四半期には前期比60%の成長を遂げ、17億ドルに達したそうです。Otherと報告されている収益の内訳がほとんど広告収益のため判明したとしています。

Amazon.com Announces Fourth Quarter Sales up 38% to $60.5 Billion

では二強の状況と比較してみましょう。

Facebookの第4四半期広告収益は127億7900万ドル。Year-over-yearで48%増ととても好調だ。

Facebook Reports Fourth Quarter and Full Year 2017 Results

Googleの親会社AlphabetのQ4の広告収益は272億2700万ドルでYear-over-yearで21.5%増で、こちらも好調です。

Alphabet Announces Fourth Quarter and Fiscal Year 2017 Results

両者の違いはAlphabetが広告以外の収益の多様化が進んでいることで、Facebookはほとんどを広告で稼いでいます。GoogleはTAC(トラフィック獲得コスト)の膨張が指摘されています。iOSプラットフォームにGoogle検索を採用してもらうときなど、外部へのトラフィック源に対し支払うコストを指します。Facebookは広告以外の収益源がほしく、年初にザッカーバークがブロックチェーンへの興味を示したり、1月にアイデンティ認証系スタートアップの買収をしてもいます。あるいはVRへも積極投資をしています。

スコアは272億(G) vs 127億(F) vs 17億(A)…。

結論

とにかくこの2者と比較すると、先週の[デジマ観測]で指摘したように他は小さく見えてしまう状況は続いています。Amazonと業績を復活させたSnap、そして米Yahooを飲み込んだOathが3番手集団を形成するようになります。ここから2強にたどり着くのはかなり厳しいかもしれませんが、「食い込む」ことは可能ではないでしょうか。

 


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投稿者: Takushi Yoshida

起業家&デジタルビジネスアナリスト。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。ジャカルタで政治経済記者。APEC、ASEAN首脳会議でTPP、ASEAN+3などの地域経済統合をリサーチ。帰国後、米デジタルマーケティングメディアDIGIDAY[日本版]立上げ参画。2017年10月テックビジネス戦略メディアAxionを創業。

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